【第11回】宮城県水産高等学校
2012年7月7日(土)に宮城県水産高等学校で第11回「花壇再生プログラム」を実施しました。
当日は日本ユネスコ協会連盟と三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の社員総勢約30名がボランティアとして参加し、水産高校の生徒たちも一緒に活動しました。
宮城県水産高等学校は津波被害のため、仮設校舎で授業を行っていました。震災から1年以上が経ちましたが、仮設校舎や仮設住宅で生活している人を目の当たりにし、一日でも早く本校舎に戻れることを願いながら、作業を行いました。


朝からあいにくの雨。そのため、ボランティアは渡り廊下で、プランターに花を植え、残りの花苗は学校へ寄贈しました。

後日、水産高校のみなさんが仮設校舎だけでなく、本校舎の最寄りの渡波駅前にある花壇の土の入れ替えや花植えを行ってくださいました。
後日、花壇は華やかな彩りとなり勇気付けられた、とお礼のお手紙を学校よりいただきました。
ボランティア参加者からのコメント
- 参加する前は、花壇を再生することで、被災地の方々にどれくらい喜んでいただけるものなのか少し疑問に思っていました。しかし、まだ瓦礫が残っていたり、塩害で木や花が枯れていたり、明るい色がなくなっている学校や町に、少しでも華やかな色を加えることができ、花壇再生によって少しでも心が和んでいただければと思いました。
- 震災から1年以上経った今でも、復興が進んでいない地域もあり、まだまだ支援は必要だと感じました。