【第21回】 岩手県立宮古工業高校
2013年5月18日(土)、岩手県立宮古工業高校にて第21回目となる「花壇再生プログラム」を実施しました。
当日は、日本ユネスコ協会連盟と三菱UFJ銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の社員総勢26名のほか、学校の先生方や職員の皆さんもご協力くださいました。
今回訪れた宮古工業高校は、海岸から1kmほど離れていましたが、津波の被害を受け、震災前に学校に植えてあった木々は枯れてしまいました。そのため、花壇に花苗を植えるだけでなく、小庭園に植えてあった枯れ木を掘り起こし、代わりに三菱UFJ環境財団から寄贈されたキャラの苗木80本を植えました。


花がよりきれいに見えるように、メジャーを使って花苗の植える位置を確認するボランティア。みんなで協力して、約1,500株の花苗を植えました。



震災前の状態に近づけるよう、キャラの苗木を80本植えました。
小庭園には、先生方がご好意でMUFGの社名が入った石碑を立ててくださいました。



生徒たちと一緒に記念写真を撮りました。

ボランティア参加者からのコメント
- 花壇を再生することが被災地のためになるのかと参加するまでは思っていたが、学校は山の緑以外にはあまり色彩がなく、色とりどりの花を植えることによって華やぎが生まれた。生徒たちが気持ちよく登校できるようになってくれたら嬉しい。
- 休憩時に生徒のみなさんが、自分たちで製作した津波模型を利用して津波についてお話をしてくれた。震災のことを人に伝えることで、津波対策の必要性を訴え、人々の防災意識を上げることに繋がると気がついた。